2007年02月27日
長寿村ビルカバンバ
今日も家森幸男先生の、「長寿の謎を解く」の再放送があった。
今日はエクアドルのビルカバンバ村の話。
ビルカバンバも長寿村として有名です。
ビルカバンバは赤道直下ですが、海抜1500mで、温暖な気候で野菜果物は豊富です。
ビルカバンバはエクアドルの南部にあり、スペイン植民地時代からの古都ロハから車で行きますが、道路は舗装されておらず、すぐ脇は深い谷の、峠越えは険しい道のりです。
さてそのビルカバンバは、やっぱり長寿のための食事や生活習慣がやっぱりありました。
車などの手段がなく、村民は良く歩きます。
日本から来た調査団の協力を、みんな喜んでしてくれ、毎日山道を越えて検診に来てくれたそうです。
家森さんたちが車で通り、横をすごく年取ったおじいさんが歩いていて、こんな人も歩くのかと思いながら通り過ぎて行きました。
後で分かったのですが、そのおじいさんは、なんとその村で一番長老の118歳のおじいさんで、実際に教会で洗礼した時の記録を調べると、確かに118歳ですごく驚いたそうです。しかも、そのおじいさんの血圧や尿は、正常な数字でこれもすごいことでした。
さてビルカバンバで大歓迎された家森さんたちの為に、村の人は台所のその辺をうろちょろしているねずみの大きいような動物(モルモット)を、特別に捕まえて毛をむしり、丸焼きにして料理してくれたそうですが、さすがに家森さん達は食べれなかったそうです。
そうすると、一緒に検診を手伝ってくれていたシスターが、その肉をさもおいしそうに食べたそうです。
その時モルモットの内臓も、すべて焼いて食べるそうです。家森さんの説明では、内臓にはタウリンが豊富で、タウリンは血圧もコレステロールも下げる働きがあるそうです。
この辺からも、マクロビオティックのそのもののすべてを食べる、というのは正しいなーと思いました。
ビルカバンバの人たちは、普段は肉をあんまり食べません。肉はメッタにありつけないご馳走だったのです。でもだからこそ、長生きできるのだと思います。
ビルカバンバの村の人たちの主食は、ユッカという芋とトウモロコシです。
ユッカは毎朝畑から摂ってきて蒸し、トウモロコシは乾燥して保存しているものを水につけて食べます。食物繊維が豊富でカリウムも豊富です。
また保存に塩分を使っていない、いい方法です。
この村の人は、週に1度だけ土曜日に、数匹の豚を殺し、村の人みんなで分けて食べてるそうです。
主な蛋白源は、牛乳を食塩を入れず、牛の十二指腸のエキスと混ぜ、「ケシジョ」というナチュラルチーズを作り、さまざまな料理に入れて食べているそうです。これも塩を使わないとてもよい方法で、摂取されていました。これはグルジアのチーズと、同じ種類のチーズだそうです。
それに冷蔵庫がなく、それが返ってよい効果をもたらし、新鮮な野菜と果物を豊富に摂取していました。
その他豆類、粟や稗などの穀類も食べ、サトウキビからは黒砂糖を摂っていました。
このように身体によいものをたくさん摂っていて、長寿村はやっぱり食事が良かったのです。これは1986年のことでした。
ところが1987年に舗装道路が出来、2000年、2001年に再訪したとき、町との交通の便が良くなり、ビルカバンバの長寿村の噂が広まり、観光客が増え、この村は一変してしまったのです。
物価の違いから、アメリカ人ならちょっとしたお金があれば、ホテル暮らしや、別荘暮らしが出来ますから、たくさんの観光客が来るようになったのです。
このため村人の生活は、ガラッと変わってしまいました。畑で作物を育て、牛を飼って、毎日体を動かして生活していましたが、観光客や移住者のためのレストランや店番で、じっと座って生活したり、車の生活に変わり、歩くことが少なくなったのです。
食生活もすっかり変わってしまいました。以前のように芋を蒸したり、トウモロコシをふやかしたりする暇はなく、手早く食べられるパンが普及しました。しかもこのパンに、豚の油のラードをいれ塩を入れて焼くのですから、口にはおいしいのですが、体には良くありません。
また電気炊飯器も、ビルカバンバに普及しました。
ビルカバンバの米は、日本の米と違ってパサついており、この米にラードと塩を入れて炊くのです。
この主食の変化で、人々は肥満化していました。
豚肉も以前よりたくさん食べるようになり、砂糖は自分たちで作らなくなり、白い砂糖を使うようになってしまいました。
また優れた乳製品だった「ケシジョ」も作られなくなり、別のところで作られる塩入チーズを食べるようになってしまいました。
欧米文化の到来と共に、食生活がすっかり変わってしまったビルカバンバは、高血圧、高コレステロール、肥満の人たちがわずか14年で増えてしまい、短命の道を歩んでおり、かつての長寿村はその名を薄くしてしまったのです。
また以前書いたマサイの人たちも、文明の影響を受けて、塩をもっと取るようになり、身体の変化が出ています。遺伝子によってマサイ族のように、少ない塩で生きてきた人たちの身体は、少ない塩を最大限利用できるようになっているのに、たくさん塩を取るようになって、身体は必要以上に塩を体内の溜め込むために、不健康になってしまっているのです。
自分の体に合った、食事をすることは大切なことです。
またまた面白い食と健康の関係、次回は日系ハワイ人と、日系ブラジル人の話です。
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家森さんの話をもっと詳しく知りたい人は:
NHK「知るを楽しむ」、「この人この世界」「長寿の謎を解く」
家森先生の本「長寿の謎を解く」はここから。
NHKの本は安いからいいなーと思いました。683円+65円=748円です。
注文したら送られてきますよ。
長寿関連記事は:
長寿。
長寿の秘訣!
食べても食べなくても
今日はエクアドルのビルカバンバ村の話。
ビルカバンバも長寿村として有名です。
ビルカバンバは赤道直下ですが、海抜1500mで、温暖な気候で野菜果物は豊富です。
ビルカバンバはエクアドルの南部にあり、スペイン植民地時代からの古都ロハから車で行きますが、道路は舗装されておらず、すぐ脇は深い谷の、峠越えは険しい道のりです。
さてそのビルカバンバは、やっぱり長寿のための食事や生活習慣がやっぱりありました。
車などの手段がなく、村民は良く歩きます。
日本から来た調査団の協力を、みんな喜んでしてくれ、毎日山道を越えて検診に来てくれたそうです。
家森さんたちが車で通り、横をすごく年取ったおじいさんが歩いていて、こんな人も歩くのかと思いながら通り過ぎて行きました。
後で分かったのですが、そのおじいさんは、なんとその村で一番長老の118歳のおじいさんで、実際に教会で洗礼した時の記録を調べると、確かに118歳ですごく驚いたそうです。しかも、そのおじいさんの血圧や尿は、正常な数字でこれもすごいことでした。
さてビルカバンバで大歓迎された家森さんたちの為に、村の人は台所のその辺をうろちょろしているねずみの大きいような動物(モルモット)を、特別に捕まえて毛をむしり、丸焼きにして料理してくれたそうですが、さすがに家森さん達は食べれなかったそうです。
そうすると、一緒に検診を手伝ってくれていたシスターが、その肉をさもおいしそうに食べたそうです。
その時モルモットの内臓も、すべて焼いて食べるそうです。家森さんの説明では、内臓にはタウリンが豊富で、タウリンは血圧もコレステロールも下げる働きがあるそうです。
この辺からも、マクロビオティックのそのもののすべてを食べる、というのは正しいなーと思いました。
ビルカバンバの人たちは、普段は肉をあんまり食べません。肉はメッタにありつけないご馳走だったのです。でもだからこそ、長生きできるのだと思います。
ビルカバンバの村の人たちの主食は、ユッカという芋とトウモロコシです。
ユッカは毎朝畑から摂ってきて蒸し、トウモロコシは乾燥して保存しているものを水につけて食べます。食物繊維が豊富でカリウムも豊富です。
また保存に塩分を使っていない、いい方法です。
この村の人は、週に1度だけ土曜日に、数匹の豚を殺し、村の人みんなで分けて食べてるそうです。
主な蛋白源は、牛乳を食塩を入れず、牛の十二指腸のエキスと混ぜ、「ケシジョ」というナチュラルチーズを作り、さまざまな料理に入れて食べているそうです。これも塩を使わないとてもよい方法で、摂取されていました。これはグルジアのチーズと、同じ種類のチーズだそうです。
それに冷蔵庫がなく、それが返ってよい効果をもたらし、新鮮な野菜と果物を豊富に摂取していました。
その他豆類、粟や稗などの穀類も食べ、サトウキビからは黒砂糖を摂っていました。
このように身体によいものをたくさん摂っていて、長寿村はやっぱり食事が良かったのです。これは1986年のことでした。
ところが1987年に舗装道路が出来、2000年、2001年に再訪したとき、町との交通の便が良くなり、ビルカバンバの長寿村の噂が広まり、観光客が増え、この村は一変してしまったのです。
物価の違いから、アメリカ人ならちょっとしたお金があれば、ホテル暮らしや、別荘暮らしが出来ますから、たくさんの観光客が来るようになったのです。
このため村人の生活は、ガラッと変わってしまいました。畑で作物を育て、牛を飼って、毎日体を動かして生活していましたが、観光客や移住者のためのレストランや店番で、じっと座って生活したり、車の生活に変わり、歩くことが少なくなったのです。
食生活もすっかり変わってしまいました。以前のように芋を蒸したり、トウモロコシをふやかしたりする暇はなく、手早く食べられるパンが普及しました。しかもこのパンに、豚の油のラードをいれ塩を入れて焼くのですから、口にはおいしいのですが、体には良くありません。
また電気炊飯器も、ビルカバンバに普及しました。
ビルカバンバの米は、日本の米と違ってパサついており、この米にラードと塩を入れて炊くのです。
この主食の変化で、人々は肥満化していました。
豚肉も以前よりたくさん食べるようになり、砂糖は自分たちで作らなくなり、白い砂糖を使うようになってしまいました。
また優れた乳製品だった「ケシジョ」も作られなくなり、別のところで作られる塩入チーズを食べるようになってしまいました。
欧米文化の到来と共に、食生活がすっかり変わってしまったビルカバンバは、高血圧、高コレステロール、肥満の人たちがわずか14年で増えてしまい、短命の道を歩んでおり、かつての長寿村はその名を薄くしてしまったのです。
また以前書いたマサイの人たちも、文明の影響を受けて、塩をもっと取るようになり、身体の変化が出ています。遺伝子によってマサイ族のように、少ない塩で生きてきた人たちの身体は、少ない塩を最大限利用できるようになっているのに、たくさん塩を取るようになって、身体は必要以上に塩を体内の溜め込むために、不健康になってしまっているのです。
自分の体に合った、食事をすることは大切なことです。
またまた面白い食と健康の関係、次回は日系ハワイ人と、日系ブラジル人の話です。
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家森先生の本「長寿の謎を解く」はここから。
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長寿関連記事は:
長寿。
長寿の秘訣!
食べても食べなくても
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この記事へのコメント
1. Posted by せん
2007年07月11日 04:35
私は1年前よりビルカバンバ村の事を知りました。
100歳以上の老人がちゃんと社会貢献をして生活してることは、今の日本では、考えられません。
ビルカバンバ村の事は、私が愛飲しているファイトネクターに使われている11種類のフルーツとミネラルが全てビルカバンバ村の物を使用していることから、知りました。
おかげで、花粉症も父親の血圧も改善され、ファイトネクターは家宝になりつつあります。
もしよろしければ、商品のサイトをのぞいてみてください。
http://www.viaviente.jpです。ビアビエンテでもみられます。失礼します
2. Posted by
YingYang
2007年07月12日 10:41
せんさん、
コメントありがとうございます。
確かにビルカバンバ村はすごそうですね。商品サイトも覗いて見ます。
コメントありがとうございます。
確かにビルカバンバ村はすごそうですね。商品サイトも覗いて見ます。
