2006年10月14日
ピーター・フランクルさん(2)
「愛国主義」と「国粋主義」
これはピーター・フランクルさんの講演の、私の感想の続きです。
ピーターさんが言った講演で大切なことに、「愛国主義」と「国粋主義」の違いについてがあります。
その例として彼は、藤原正彦氏の「国家の品格」をあげました。
藤原さんは、アメリカとイギリスで生活した経験があります。
藤原さんは、とても日本を愛しています。
そして、日本と世界を比較して、いろいろ日本のすばらしさを書いていますが、これは、ピーターさんはおかしいと書いています。
日本を愛することは、すばらしいことです。
自分の国を誇りに思うことは、すばらしいことです。
でも、他の国と比較して、日本が世界で一番すばらしいと書いているところで、おかしいことがたくさんあるし、うそが書かれていると言っています。
例えば、イギリス人はマグカップに、紅茶をがぶがぶ注いで飲むと藤原さんは書いているそうですが、イギリス人には5時にお茶を飲む習慣があり、綺麗にテーブルセットして友達を呼んで、楽しいひと時を過ごします。
日本にも、お茶の作法があり、茶室に客を呼んでお茶を楽しみます。
これはどちらもすばらしいお茶の習慣で、日本だけがすばらしく、イギリス人は日本人に比べ劣っていると言うのはおかしい、とピーターさんは言っていました。
また藤原氏は、日本の四季は世界で一番すばらしい、と書いています。
ピーターさんは、確かに日本の自然はすばらしいものがありますが、日本の夏は世界で一番すばらしいとは思わないし、また梅雨の季節は世界で一番すばらしいとは思いません、と言っていました。
確かにこれはピーターさんが言ってるのに、私も賛成です。
私はイスラエルに27年間住んでいましたが、日本の夏や梅雨は全くたまりません。
この季節は、できるだけ日本にいたくないと思っています。
冬も寒いし、日本の気候は過ごしにくいです。
地中海性気候のほうが、ずーと過ごしやすいです。
台風も地震もないし、日本では豪雨などもあり、たくさんの自然災害がすごくて、他の自然を知らない場合はそれだけと思うでしょうが、自然の条件を考えた場合、日本はかなり過ごしにくく、厳しい環境の国としか言えません。
再度言いますが、自分の国を愛する気持ちはすばらしいです。
自分の国です、愛するのは当たり前です。
でも、他の国と比較して、自分だけが1番すばらしいと考えるのがおかしいのは、そこに他の国のすばらしさを認めていないからです。
自分の国をすばらしいと感じるのは当たり前。他の国の人が、その国をすばらしいと思うのも当たり前なのです。
そして、それをお互いに尊重するべきなのです。
主観で感じるものは比較できるものではないし、比較するべきものではないのです。
しかし、藤原正彦氏の「国家の品格」は、この比較できないものを比較しているのです。
心配なのはこの本が、ベストセラーだと言うことです。
たくさんの人が共感を持っているのでしょうか。
どうぞ本当の「愛国主義」であってください。「国粋主義」であってはならないと思います。
この違いは微妙ですが、すごく違うのです。
ピーターさんが話してくれたこの話は、とても大切です。
もちろん私は、全くピーターさんに賛成します。
ヒットラーが率いたナチスドイツは「国粋主義」でした。
純粋なドイツ国民のみが人間扱いをされて、その他の人間は「違う」「劣った」人間としてレッテルを貼られ、殺されました。
日本人も戦争中に、日本人以外の人間をたくさん殺しました。
武器を持たない降伏してきたアメリカ兵を、敵国兵なので残酷に殺してしまいました。
人間を人間と認めない考え方は、日本人にとってそんなに遠い話ではありません。
人間にレッテルを貼ってはいけません。
差別はこんなところから生まれるのです。
全ての人間は、平等な権利と義務を持っています。
男女・子供・人種・肌の色・外見の差にかかわらず。
これはピーター・フランクルさんの講演の、私の感想の続きです。
ピーターさんが言った講演で大切なことに、「愛国主義」と「国粋主義」の違いについてがあります。
その例として彼は、藤原正彦氏の「国家の品格」をあげました。
藤原さんは、アメリカとイギリスで生活した経験があります。
藤原さんは、とても日本を愛しています。
そして、日本と世界を比較して、いろいろ日本のすばらしさを書いていますが、これは、ピーターさんはおかしいと書いています。
日本を愛することは、すばらしいことです。
自分の国を誇りに思うことは、すばらしいことです。
でも、他の国と比較して、日本が世界で一番すばらしいと書いているところで、おかしいことがたくさんあるし、うそが書かれていると言っています。
例えば、イギリス人はマグカップに、紅茶をがぶがぶ注いで飲むと藤原さんは書いているそうですが、イギリス人には5時にお茶を飲む習慣があり、綺麗にテーブルセットして友達を呼んで、楽しいひと時を過ごします。
日本にも、お茶の作法があり、茶室に客を呼んでお茶を楽しみます。
これはどちらもすばらしいお茶の習慣で、日本だけがすばらしく、イギリス人は日本人に比べ劣っていると言うのはおかしい、とピーターさんは言っていました。
また藤原氏は、日本の四季は世界で一番すばらしい、と書いています。
ピーターさんは、確かに日本の自然はすばらしいものがありますが、日本の夏は世界で一番すばらしいとは思わないし、また梅雨の季節は世界で一番すばらしいとは思いません、と言っていました。
確かにこれはピーターさんが言ってるのに、私も賛成です。
私はイスラエルに27年間住んでいましたが、日本の夏や梅雨は全くたまりません。
この季節は、できるだけ日本にいたくないと思っています。
冬も寒いし、日本の気候は過ごしにくいです。
地中海性気候のほうが、ずーと過ごしやすいです。
台風も地震もないし、日本では豪雨などもあり、たくさんの自然災害がすごくて、他の自然を知らない場合はそれだけと思うでしょうが、自然の条件を考えた場合、日本はかなり過ごしにくく、厳しい環境の国としか言えません。
再度言いますが、自分の国を愛する気持ちはすばらしいです。
自分の国です、愛するのは当たり前です。
でも、他の国と比較して、自分だけが1番すばらしいと考えるのがおかしいのは、そこに他の国のすばらしさを認めていないからです。
自分の国をすばらしいと感じるのは当たり前。他の国の人が、その国をすばらしいと思うのも当たり前なのです。
そして、それをお互いに尊重するべきなのです。
主観で感じるものは比較できるものではないし、比較するべきものではないのです。
しかし、藤原正彦氏の「国家の品格」は、この比較できないものを比較しているのです。
心配なのはこの本が、ベストセラーだと言うことです。
たくさんの人が共感を持っているのでしょうか。
どうぞ本当の「愛国主義」であってください。「国粋主義」であってはならないと思います。
この違いは微妙ですが、すごく違うのです。
ピーターさんが話してくれたこの話は、とても大切です。
もちろん私は、全くピーターさんに賛成します。
ヒットラーが率いたナチスドイツは「国粋主義」でした。
純粋なドイツ国民のみが人間扱いをされて、その他の人間は「違う」「劣った」人間としてレッテルを貼られ、殺されました。
日本人も戦争中に、日本人以外の人間をたくさん殺しました。
武器を持たない降伏してきたアメリカ兵を、敵国兵なので残酷に殺してしまいました。
人間を人間と認めない考え方は、日本人にとってそんなに遠い話ではありません。
人間にレッテルを貼ってはいけません。
差別はこんなところから生まれるのです。
全ての人間は、平等な権利と義務を持っています。
男女・子供・人種・肌の色・外見の差にかかわらず。